コピーライティングの具体的なリサーチ方法!知らないと8割損する書く前の準備!

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「成約率の8割はリサーチで決まる」と言われるぐらいリサーチは重要なものです。

リサーチの精度は成約率(反応率)に直結するので、ここを怠ってしまうと全く反応の取れないコピー(文章)が出来上がってしまいます 。

というより何を書けばいいかも分かりません 。

でも、リサーチが大事って言われても何をどう調べればいいのかわからないですよね?

僕も書き始めの頃は「リサーチが大事ってよく言われるけど結局何をどう調べればいいんだ!?」と困ったものです笑

この記事を読めば「リサーチってなに?」「リサーチが重要なのはわかったけど、 具体的に何をどうすればいいんですか?」

という疑問が解消されてコピーを書く前のリサーチを迷いなく始めることが出来ます!

リサーチとは?

コピーの大部分はすでにどこかで書かれている

~ゲーリー=ベンシベンガ~

これは世界一のコピーライターと言われるゲーリー=ベンシベンガという人が残した言葉で、コピーライティングの中でも最も重要な作業の一つであるリサーチをうまく表した言葉です。

なぜかと言うと、リサーチとはすでに世の中のどこかにある材料を集める作業だからです。

どこにあるのかというと、ネット上や見込み客の読んでいる本や雑誌、見ているテレビ、ラジオ、友達や家族との会話の中にあります。

そしてリサーチで集めた材料をつなぎ合わせて、正しく価値を伝えることで読み手の行動を変えるのが、コピーライティングです。

もしかするとコピーライティングと聞いたらクリエイティブ(創造的)なイメージを持つかもしれませんが、実はクリエイティブ(創造的)よりコネクティブ(つなぎ合わせる)の方が重要なんです。

そのつなぎ合わせる材料を集めてくるのがリサーチというわけです。

リサーチの重要性

コピーライティングにおけるゴールはターゲット(見込み客)の感情を動かして行動をしてもらうことにあります。

そのために大前提となるのがターゲット(見込み客)が何を求めていているかを知ることです。

読み手がどんな悩みを抱え、何を望んでいるのかを知らずに反応のとれるコピー(文章)を書くことは出来ません。

例えば、誰かにプレゼントを贈るとしましょう。

家族にプレゼントを贈るなら価値観や好みがわかっているので、どんなものを贈れば喜んでもらえるかだいたいわかりますよね?

反対に一度しか会ったことがないような人にプレゼントを贈る場合、どんなものを贈れば喜んでもらえるか見当もつかないですよね?

それはコピー(文章)を書く時も同じで、読み手の気持ちを知らないままだと、反応のとれるコピー(文章)を書くことが出来ないんです。

読み手の気持ちを知るためにはリサーチが重要というわけです。

リサーチにかける時間

いくらリサーチが重要といってもそれだけではコピー(文章)が完成しないので、ある程度のところで区切りをつける必要があります。

コピー(文章)を書く時の作業を「リサーチ」「ライティング」「編集」の3つに分けたとします。

作業時間の配分としては一般的に

リサーチ40% ライティング40% 編集20%

のバランスがいいと言われています。

例えばコピー(文章)を書く時間が30日与えられたとしたら、12日をリサーチに使うということです。

リサーチは終わりがない作業なので、締め切りを決めて行うことが効率を上げるポイントです!

リサーチする3つの要素

一言でリサーチといっても闇雲にするわけではなく、外してはいけない要素が3つあります。

リサーチ対象となるは次の3つです。

1.商品、サービス
2.ライバル、市場
3.ターゲット(見込み客)

もちろん商品やサービスによってそのリサーチ内容は変わるのですが、特に重要な項目についてリストにしました。

これを見るだけで何をリサーチすればいいのかひと目でわかるので、参考にしてみてください。

1.商品、サービス

〈こだわり〉主に中盤に当たるボディコピー(※1で使う

・商品サービスの名称

・商品の特徴

・その商品は何でできてるのか

・開発された理由ストーリー

・製造工程へのこだわり

・原材料へのこだわり

・品質を高めるためのこだわり

・いつできたのか

・誰が何のために作ったのか

・商品の作り方

・商品を購入するメリット、使用するメリット

・商品から得られるベネフィット

・商品を使用した時に得られる感情

・解決できる問題

・商品の欠点デメリット

(※1商品やサービスの価値や魅力を伝える部分の文章

<権威・根拠・証拠>

・メディアへの掲載(テレビ、雑誌、出版)

・実績

・資格

・実験結果、研究結果

・ビフォーアフターの写真

・ベネフィットが得られる根拠、証拠

信用を示すようなものがないと間違いなく買ってもらえません。

でも信用があるだけで、買ってもらえる確率が大幅に上がるので信用につなげる証拠はできるだけ集めておきましょう。

2.ライバル、市場

・直接的な競合

・競合の提供しているメインの商品・サービス 

・商品の販売価格

・見込み客を集めている商品

・フロントエンド(利用目的としていない商品)

・バックエンド(利益を目的とした本当に売りたい商品)

・ 使用している広告媒体は(SNS、広告、ブログ))

・ 競合の強み

ライバルのリサーチは最低3社ほどしておきたいところです。

主なリサーチ方法はインターネット検索になると思いますが、ライバルのサイトやブログを全て読んでみるだけで、競合の強みが見えてくることがあります。

すでに結果を出しているライバルのLPは見込み客の本質的な欲求や悩みをとらえている可能性が高いので参考にしてみてください。

3.ターゲット(見込み客 )

・断られそうな理由

・断る理由を解消するために何と言いますか?

・読者からよくされる質問

・悩みを解消してあげられる根拠や取り組み証拠

・商品サービスを利用した人の声

・ターゲットが抱えている悩み

・ターゲットの悩み引き起こす原因

・悩みや不安があるせいでどんな生活をしているか

書き始める前にこれらの材料を集めておかないと、結局手が止まってしまい何を書いていいかわからないという状況になってしまいます。

書けたとしても、全く反応の出ないコピーを書いてしまうことになるので、 しっかりやっておきましょう!

リサーチ方法

「何を」調べるかわかったら次は「どうやって」調べるか知りたいですよね?

コピーを書くときにリサーチする方法は基本的に次の3つです。

1.インターネット
2.書籍、雑誌
3.人に聞く

それぞれの方法について詳しく解説していきたいと思います。

1.インターネット

インターネットでのリサーチ方法は主にGoogle(Yahoo!)検索Q&Aサイトの2つです。

Google(Yahoo!)検索

リサーチで主に使うのはGoogle検索になります。何か分からないことがあったらでGoogleで検索するのが一番早いです。

ただし、ネットだと情報が多すぎて全てを確認することは不可能です。

必要な情報を見つけるためには少しコツがあるので解説したいと思います。

それは特定のキーワードで絞り込みをするということです。

(”キーワード”)のようにダブルクォーテーション(””)で囲い検索するとそのキーワードが入ってるサイトだけ検索できます。

例えばコピーライティングで検索してみると約761万件ヒットします。

これがダブルクォーテーション(””)で囲むと約192万件まで絞り込むことが出来ました。

このようにダブルクォーテーションで囲ってキーワードを増やしていきヒットページ数を絞っていきます。

そうやって絞った検索上位20件ほど確認すれば知りたい情報はほぼを得られると思います。

ただし注意してほしいのが、どんな情報も鵜呑みにせず信頼できる情報源かどうかは確認するようにお願いします。

Q&Aサイト

 Q & A サイトに投稿されるのは、 悩みや不安など「心の声」です。

ターゲットが何を考えどのようなことを知りたいと思っているのか、どんな不安を抱えているのか、どんな悩みを抱えているのかということをリサーチできます。

代表的なQ&Aサイト

  • ・教えて!goo
  • ・Yahoo!知恵袋
  • ・OK WAVE

インターネットでは人に聞けないようなことも顔出しせずに匿名で聞けるので、本音で相談している可能性が高いです。

ターゲットの疑問や悩みを知ることができれば良いコピーをかける可能性が格段に上がるのでQ & Aサイトを活用してみてください

雑誌、書籍

雑誌や書籍でのリサーチも非常に重要です。

インターネット上での情報は信憑性の低いものもあるので、それを補うためにも雑誌や書籍でのリサーチもするようにしましょう。 

特に「証拠」「事例」「根拠」 を集める時には便利なので、雑誌や書籍でのリサーチも実践してみてください。

人に聞く

「ターゲット」になる人から直接聞くのも重要なリサーチ方法です。

1人の「ターゲット」からの情報は、インターネット10サイトよりも書籍10冊よりも質が高い可能性があります。

人に聞くにしてもただ聞くだけでは、必要な情報が聞き出せるかわかりません。

ポイントが3つあるので紹介します。

①雑談をする

本音を聞き出すためには雰囲気づくりが大事です。 

どうして相手は話しやすい雰囲気作りを意識しましょう。

②インタビュー形式

インタビューは可能であれば録音させてもらいましょう。

インタビューの意図を伝えておけば、快諾してもらえる可能性は高くなります。

  • ・なぜインタビューするのか
  • ・なぜあなたなのか
  • ・良いところも悪いところも教えてもらえると嬉しい

こうしたインタビューの意図を伝えておきましょう。

③本音に近づくための質問

  • ・なんでそう思う?
  • ・他には?
  • ・つまり?
  • ・きっかけは?
  • ・具体的には?
  • ・ 例えば ?
  • ・どんなふうに?
  • ・〇〇はどうでしたか?

このリストを見ながらリサーチすれば、どう調べればいいのか迷うことはなくなると思います。

行き詰まった時は「コピーの大部分は既にどこかで書かれている」

という言葉を思い出してください!

まとめ

反応がとれるコピーを書くためには自分の商品を知り、ライバルと差別化を図り、読み手がどんなものを求めているのか理解する必要があります。

どんなにいい商品でも読み手に「そうそう!そういうのが欲しかった!」と思ってもらえなければ、買ってもらうことは出来ないからです。

なので、リサーチをする時は主観を捨てて読み手の目線で情報を仕入れていくことが大切です。

リサーチ力=コピーライティング力と言っても過言ではないので、しっかりリサーチ力を上げていきましょう!

この記事が少しでもリサーチの助けになれば嬉しいです^^

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